平和不動産(株)と三菱地所(株)、中央日本土地建物(株)は27日、共同で推進している「(仮称)日本橋茅場町一丁目6地区開発計画」について、23日付で中央区より日本橋兜町・茅場町一丁目地区地区計画変更の都市計画決定の告示を受けた。
計画地は東京メトロ東西線「茅場町」駅に隣接。日本橋茅場町一丁目6番の一部。区域面積約0.6haに事務所、店舗、神社などからなる建物を建設する。
企業・成長支援の拠点として、少人数向けのワークプレイス・交流施設等を一体的に整備。金融関連のプロモーション組織や周辺の施設と連携したビジネス支援施設とする。また、国内外の資産運用会社等の誘致・交流・情報発信を整備することで、金融貢献機能を導入する予定。
神社境内地を拡張し、平成通り側に大きく開かれた空間とすることで、地域コミュニティの核に再整備する他、「茅場町」駅から地上へのバリアフリー動線を整備するなど、兜町金融拠点のゲート空間を整備。さらに災害時の一時待機場所や一時滞在施設を確保する他、高効率な設備システムや再生可能エネルギーを導入することで、地域防災機能や環境負荷低減に貢献する。