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BELCA賞に「求道学舎」など計10件

 (公社)ロングライフビル推進協会(BELCA)はこのほど、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で「BELCA賞」の表彰式を行なった。同賞は、ビルのロングライフ化に寄与することを目的として設けられた表彰制度で、今年で34回目。

 長期にわたる適切な維持保全や、優れた改修を実施した建築物を「ロングライフ部門」と「ベストリフォーム部門」の2部門で表彰。今回受賞したのは、ロングライフ部門では「九州工業大学 鳳龍会館」(北九州市戸畑区、1960年竣工)、「求道学舎」(東京都文京区、1926年竣工)、「瀬戸永泉教会」(愛知県瀬戸市、1900年竣工)の3件。ベストリフォーム部門については、「市谷の杜 本と活字館」(東京都新宿区、1926年竣工、2020年改修)、「祇園甲部歌舞練場」(京都市東山区、1913年竣工、2022年改修)など7件が受賞した。

 今回の表彰建築物を加えた表彰総数は335件(ロングライフ部門142件、ベストリフォーム部門193件)となった。

 第34回BELCA賞選考委員会委員長の三井所 清典氏(芝浦工業大学名誉教授)は、「脱炭素社会に向け努力している建築界において、BELCA賞の受賞建築がいきいきとして長寿を保っている姿は頼もしく、建築の長寿化の模範であり誇らしい」と総評した。

 詳細は、同協会ホームページを参照。


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