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三菱地所、インド・ムンバイでオフィス開発に参画

外観イメージ<左:北棟、右:南棟>(提供:Hines)

 三菱地所(株)は30日、米系総合不動産ディベロッパー兼投資マネジメント会社のHines、および住友商事(株)と、インドを代表する金融・商業都市ムンバイでの大規模オフィス開発事業に参画したと発表。インド国内5件目、ムンバイでは初の事業となる。

 同社が持分50%を保有。現地の不動産総合ディベロッパーKanakiaグループが保有する約1万3,000平方メートルの敷地に、延床面積約14万1,000平方メートル(北棟、南棟合計)、地下7階地上12階建てのオフィスを建設する。

 約100haあるムンバイ大学のキャンパスを一望できる配棟計画。共用部には、オフィスワーカーや一般の来訪者向けに飲食スペース、フィットネス/ウェルネスセンター、ビジネスセンター、タウンホールなどのアメニティを設ける。オフィス就業者・商業利用者等の幅広いニーズに対応し、サンクンガーデンを中心とした広大なオープンスペースも用意するなど、快適性に配慮した設計に。
 環境性能においては、採光・遮音・断熱に優れたLow-Eコーティングガラスファサードを採用。効率的なフロアプレート設計とし、USGBC LEED プラチナ、WELL ゴールド、WiredScore プラチナ、SmartScore ゴールド認証といった環境・スマートビルディング認証の取得を目指す。

 竣工は2028年頃の予定。


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