国土交通省は30日、2025年4月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は5万6,188戸(前年同月比26.6%減)、新設住宅着工床面積は417万7,000平方メートル(同27.6%減)と、いずれも3ヵ月ぶりの減少となった。季節調整済換算値は62万6,000戸(前月比42.0%減)で、3ヵ月ぶりの減少。
利用関係別では、持家が1万3,635戸(前年同月比23.7%減)と、先月の増加から再び減少。貸家は2万4,939戸(同27.9%減)と3ヵ月ぶりの減少となった。分譲住宅は1万6,148戸(同29.7%減)と3ヵ月ぶりの減少。分譲住宅のうち、マンションは7,709戸(同36.9%減)と4ヵ月ぶりの減少、戸建住宅は8,169戸(同22.8%減)と先月の増加から再び減少した。
三大都市圏別では、首都圏が総数2万695戸(同22.6%減)。内訳は持家3,077戸(同18.6%減)、貸家1万749戸(同10.7%減)、分譲6,729、戸(同38.0%減)。中部圏は総数5,356戸(同36.2%減)で、持家1,979戸(同27.0%減)、貸家が1,555戸(同53.0%減)、分譲1,765戸(同21.6%減)。近畿圏は総数1万145戸(同25.7%減)、持家1,802戸(同22.9%減)、貸家4,993戸(同29.1%減)、分譲3,311戸(同22.2%減)だった。