三井不動産(株)は2日、「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)尼崎I」(兵庫県尼崎市)を5月31日に竣工したと発表した。(株)関通が3PL事業の注力拠点として1棟使用する。
阪神高速3号神戸線の尼崎西出入口まで約1.2km、名神高速「尼崎」ICまで約4.5kmと、大阪中心部や港へのアクセスが良く、大阪・神戸といった域内配送のみならず広域配送にも優れた立地となっている。阪神電鉄「出屋敷」駅まで徒歩10分と、雇用確保においても優位性がある。敷地面積は1万6,694.54平方メートル、鉄骨造4階建て、延床面積3万5,929.95平方メートル。
1階トラックバースは45フィートコンテナ車両にも対応。BCP対策として河川洪水や高潮が発生した場合でも浸水しないよう1階床レベルを設定、非常用発電機等も屋上に設置している。エントランスやラウンジには木やグリーンを取り入れ、働きやすい環境を整えた。
ESG推進を目的として、屋根全面に太陽光パネルを設置し、施設全体の電力を再エネ化しており、ZEB認証の取得も予定している。