中央日本土地建物(株)は5日、オープンイノベーションオフィス「SENQ(センク)淀屋橋」(大阪市中央区)を7月1日に開業すると発表した。
京阪電車・Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅直結。2025年5月に竣工した「淀屋橋ステーションワン」の10・11階にオープン。同シリーズとしては7拠点目、関西エリアでは初の拠点となる。
施設のテーマを「BRIDGE OVER」とし、商業や文化の中心地として伝統のある淀屋橋で“ヒト・コト・トキ”をつなぐ架け橋となることを目指す。
10階に、SENQ会員専用のコワーキングスペース(35席)に加え、淀屋橋ステーションワンに入居する企業と共用のコワーキングスペース「ワーカーラウンジ」(154席)を用意。SENQ会員以外の企業との交流により、新たな協業・共創の可能性を広げる。また、ソロルーム(18室、事前予約・従量課金制)と会議室(定員8~10名、事前予約・従量課金制)を設け、多様な働き方に対応したワークプレイスを提供する。
また、淀屋橋ステーションワン入居企業およびSENQ会員専用の、105名まで利用できるカンファレンスルーム(事前予約・従量課金制)を整備。通常時は3部屋に分割することができ、30~45名程度の会議室としても利用できる。
11階には、スモールビジネスに適した3~11名用の完全個室オフィスを計27室設置。家具付きとすることで入居直後から利用でき、初期費用を抑えることも可能。施設内はWi-Fiを完備する他、コワーキングスペースにはコーヒーマシンも用意。平日9~18時は受付スタッフが常駐する。