東急(株)は12日、同社直営の不動産売買仲介サービス「東急沿線の仲介」を開始すると発表。第1号店を7月12日、武蔵小杉東急スクエア(川崎市中原区)にオープンする。
「魅力的で持続可能なまちづくりの実現」の一環。同社は、2009年から住まいと暮らしに関するワンストップの無料相談窓口事業「住まいと暮らしのコンシェルジュ」を開始し、8店舗を展開してきた。その中で、不動産売買に関する相談を数多く受けてきたことから、沿線住民の不動産売買ニーズに対応するべく、直営で売買不動産事業を展開する。
電鉄会社の仲介サービスとして、自社で分譲している他社では取り扱いのない物件を紹介するほか、成約特典として(1)1日乗車券30枚、(2)仲介手数料に応じた「TOKYU POINT」、(3)東急でんき&ガスの新規申し込みで月額使用料6ヵ月割引、(4)CATVの新規加入で設置月と2ヵ月の利用料無料、などを用意。
このほか、東急ストアでの買い物割引、ホームセキュリティの設置工事代金無料、レンタル収納のフリーレント、グループ商品券のプレゼントなどの特典を2つ選択できる。