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5月のレインズ、新規登録が14ヵ月連続で減少

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2025年5月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は32万3,533件(前年同月比1.6%減)と14ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は5万3,060件(同18.1%増)と7ヵ月連続でプラス。総登録件数は79万7,460件(同6.0%減)と、12ヵ月連続のマイナスとなった。

 売り物件は、新規登録件数が12万1,069件(同3.4%増)とプラスに転じた。成約報告件数は2万495件(同36.2%増)と7ヵ月連続でプラス。総登録件数は42万990件(同1.2%増)と36ヵ月連続のプラスに。

 賃貸物件の新規登録件数は20万2,464件(同4.4%減)と、39ヵ月連続で減少。成約報告件数は3万2,565件(同9.0%増)で3ヵ月連続のプラス。総登録件数は37万6,470件(同13.0%減)と、33ヵ月連続でマイナスとなった。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が7万8,345件(同3.9%増)。このうち、専属専任媒介が1万1,592件(同2.0%増)、専任媒介が4万1,739件(同6.3%増)、一般媒介が2万5,014件(同1.1%増)だった。
 成約報告では、媒介契約が1万6,043件(同30.7%増)。内訳は、専属専任媒介が3,107件(同26.2%増)、専任媒介が1万544件(同31.8%増)、一般媒介が2,392件(同32.4%増)。


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