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木更津のアウトレットで自動配送ロボットの実証実験

配送ロボットイメージ

 三井不動産(株)は20日、「三井アウトレットパーク木更津」(千葉県木更津市)において、自動配送ロボットによる実証実験を開始すると発表した。

 同社は、国内13拠点で運営する「三井アウトレットパーク」の出店ブランドから、約140のショップが参加する公式オンラインショッピングサイト「三井アウトレットパーク オンライン」を、3月17日にオープン。同サービスは、アウトレットモールの店頭商品をオンラインでショップから直接購入し、自宅で商品を受け取りできる取り組み。

 同サービスで注文された商品のほとんどは、出店店舗の在庫から引き当て、アウトレット施設から出荷。そのため、店舗側は日々の接客業務に加え、配送業務を行なっている。商品梱包の作業では、所定の保管場所へ梱包資材を取りに行く必要があり、配送業者への商品引き渡しにおいても、広大な敷地内で集荷のために各店舗を巡回するという負荷がかかる。
 そこで、米国で自動配送ロボットを展開するAvride inc.のロボットを活用し、梱包資材や梱包した商品等の運搬を自動化することで、配送の効率化を目指す。


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