不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

マンション賃料指数、首都圏は全エリア上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は23日、2025年第1四半期(1~3月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料を、09年第1四半期を基に指数化。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」は大幅に上昇と定義している。

 当期の首都圏の賃料インデックス(全体概況)は、東京23区が126.36(前期比+1.65)、東京都下116.2(同+3.88)、横浜・川崎市120.56(同+2.68)、千葉西部123.34(同+3.73)、埼玉東南部118.46(同+3.00)。全エリア、上昇した。

 地方都市では、札幌市が126.77(同+3.34)、仙台市125.95(同+1.28)、名古屋市99.80(同+1.99)、京都市121.90(同-1.70)、大阪市138.34(同+2.42)、大阪広域122.06(同+5.43)、福岡市125.15(同+3.47)。京都は低下に転じ、大阪広域は前月に続き大幅に上昇。そのほかのエリアは上昇となった。

 東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が123.91(同+1.85)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が128.70(同+0.56)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が131.36(同+1.16)だった。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら