(株)ボルテックスは24日、2025年6月に竣工した新築オフィス・店舗ビル「VORT渋谷 east II」(東京都渋谷区)を関係者に公開した。同社が展開する区分所有オフィス「VORT」の200棟目。
同物件は、JR山手線他「渋谷」駅徒歩8分、東京メトロ銀座線他「表参道」駅徒歩8分に立地。敷地面積約115平方メートル。建物は鉄骨造地上11階建て、延床面積約686平方メートル。敷地は、オフィスビルと駐輪場跡地で、23年に取得。青山通りから一歩入ったエリアで、渋谷・青山・原宿の結節点であることから「マージ(融合)」をテーマに、多素材で構成した外観デザインとし、オフィスだけでなく重飲食(1階)、バーなどの軽飲食にも対応した造りとした。
建物正面は、2階から最上階まで大きなガラス窓と木調ルーバーが延び、下層部から上層部まで1層ごとにわずかにセットバックさせることで、奥行きを出している。結果的に、斜線制限をクリアしながら当初想定以上の容積消化も可能となった。
フロア面積は、1階店舗が約51平方メートル。2~8階が56.05~56.53平方メートル、9・10階が約50平方メートル、11階が約46平方メートル。天井はスケルトン仕上げ、LED照明、個別空調、男女別トイレなどが標準。賃料は、月額69万2,010~102万7,620円。すでに3階に申し込みが入っている。24日より本格的なリーシングに入る。オフィス用途以外にも、バー、各種サロン、歯科などの入居をイメージしている。
リーシング完了後は、他の「VORT」シリーズ同様、1フロア3億円台後半で販売予定。