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小田急不動産(株)は、同社分譲住宅のフラッグシップグレードとなる「ザ・リーフィア」を冠した初の建売住宅「ザ・リーフィア世田谷喜多見」(東京都世田谷区、全3戸)の1期販売を28日から行なう。駅徒歩3分ながら風致地区という住環境、高レベルの設備仕様で、従来は注文住宅を選択していた富裕層へ訴求。新たな市場の開拓を狙う。
同物件は、小田急小田原線「喜多見」駅徒歩3~4分に立地。建設地は、東西に細長い賃貸アパート跡地。東側道路の先は小田急電鉄の研修所で、建設地付近から駅方向は歩行者専用道路となる。第一種低層住居専用地域かつ第二種風致地区で、駅近ながら閑静な住環境。
建物は、東西方向に3棟配置。中央の1棟は敷地延長となるものの、私道はインターロッキング舗装、最大幅5mと余裕を持たせている。土地面積は約133~147平方メートル。建物は木造2×4工法2階建て、3LDK+SもしくはDEN、建物面積約111~119平方メートル。2025年2月下旬に完成済み。
建物は、全棟が太陽光発電、エネファーム、蓄電池、全館空調を備えたNearly ZEH仕様。床暖房、フィオレストーン天板(キッチン・大型カップボード・洗面所)、深型食洗機、1坪浴槽、ナノイー発生装置、タイル貼り玄関ホール、ガラス手すり階段・バルコニーなどが標準。外構照明計画はパナソニック(株)監修。
西側道路に面した棟はさらにグレードを高めており、食洗機がボッシュ製となるほか、アイアン玄関門扉、電動シャッター付きガレージ、連窓サッシ、冷蔵庫置き場2台分、テラス、リビング&玄関吹き抜けなど、よりゆったりとしたつくりとしている。
4月末のホームページ開設からの反響は150件、これまでの来場者数は50組。地元世田谷区を中心に、アッパーサラリーマンファミリーや士業などから反響を得ている。価格は最終調整中。
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