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首都圏新築戸建て、平均価格が4ヵ月連続上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2025年5月の首都圏新築戸建ておよび中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された物件の1戸当たりの売り希望価格を、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/他)の8エリアで集計。アットホームラボ(株)が分析した。

 新築戸建ての平均価格は4,792万円(前月比0.4%上昇)と、4ヵ月連続で上昇。エリア別では、東京23区7,549万円(同1.4%下落)、東京都下4,945万円(同0.5%上昇)、横浜市・川崎市5,395万円(同0.8%上昇)、神奈川県他4,297万円(同0.1%上昇)、さいたま市4,420万円(同0.2%上昇)、埼玉県他3,778万円(同0.9%上昇)、千葉県西部4,426万円(同0.2%上昇)、千葉県他3,441万円(同0.8%上昇)。2ヵ月連続して8エリアすべてで前年同月を上回った。また、東京都下、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県他、千葉県(西部/他)の6エリアで17年1月以降最高額を更新した。

 既存マンションの平均価格は4,544万円(同2.1%上昇)と、10ヵ月連続で上昇。エリア別では、東京23区6,865万円(同2.6%上昇)、東京都下3,292万円(同0.3%上昇)、横浜市・川崎市3,618万円(同0.6%上昇)、神奈川県他2,732万円(同1.0%上昇)、さいたま市3,384万円(同2.6%上昇)、埼玉県他2,518万円(同1.0%上昇)、千葉県西部2,853万円(同0.1%下落)、千葉県他2,059万円(同2.2%上昇)。
 23年8月以来21ヵ月ぶりに、8エリアすべてで前年同月を上回った。また、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)の4エリアは17年1月以降最高額を更新。東京23区の前年同月比は調査開始以来最高の+30.6%となった。


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