国土交通省は30日、2025年5月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は4万3,237戸(前年同月比34.4%減)、新設住宅着工床面積は333万3,000平方メートル(同35.9%減)、季節調整済換算値は52万9,000戸(前月比15.6%減)と、いずれも2ヵ月連続の減少となった。
利用関係別では、持家が1万1,920戸(前年同月比30.9%減)、貸家は1万8,893戸(同30.5%減)、分譲住宅は1万1,924戸(同43.8%減)。分譲住宅のうち、マンションは4,778戸(同56.5%減)、戸建住宅は7,083戸(同29.9%減)と、すべて2ヵ月連続で減少した。
三大都市圏別では、首都圏が総数1万6,902戸(同31.5%減)。内訳は持家2,601戸(同26.5%減)、貸家9,017戸(同11.6%減)、分譲5,243戸(同51.5%減)。中部圏は総数5,566戸(同22.3%減)で、持家2,034戸(同22.7%減)、貸家が2,260戸(同4.3%減)、分譲1,255戸(同41.7%減)。近畿圏は総数7,132戸(同36.0%減)、持家1,679戸(同22.9%減)、貸家2,556戸(同51.2%減)、分譲2,622戸(同29.2%減)だった。