三井不動産(株)と中国電力(株)は3日、メガソーラー由来のオフサイトフィジカルコーポレートPPAに関する契約を締結したと発表した。
コーポレートPPAとは、企業が再エネ電力を発電事業者から長期にわたって固定価格で購入する契約。オフサイトPPAは、遠隔地の発電所から一般の送配電網を介して電力を調達する形態。また、フィジカルPPAとは、発電事業者が小売電気事業者を通じて電力と環境価値(ゼロエミッション価値、環境表示価値)をセットで需要家に供給する形態のこと。
1日より、三井不動産が開発した山口県山陽小野田市のメガソーラーから、同社が管理・運営する「広島トランヴェールビルディング」(広島市中区)へ再生可能エネルギー電力の供給を開始している。
また、同社は12日1日に山口県山口市のメガソーラーの開発・運転開始を予定しており、同メガソーラーの再エネ電力を同社が中国エリアで運営する複数の施設に供給する予定。