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東京都中央区立公園初のPark-PFI事業/MIRARTH他

「中央区立桜川公園官民連携事業」完成イメージ

 MIRARTHホールディングス(株)はこのほど、東京都中央区立公園として初となる「公募設置管理制度(Park-PFI)」を活用した「中央区立桜川公園官民連携事業」の計画が認定され、東京都中央区と基本協定を締結したと発表した。

 同協定は、MIRARTHホールディングスを代表幹事とする企業グループ「つむぐ桜の森パートナーズ」(※)と東京都中央区が締結したもの。今後は、公園のリニューアルオープンに向けて、設計・工事に関する調整を進めていく。認定の有効期間は供用開始から20年間。

 同公園は江戸時代に通船のための水路として開削された「八丁堀」が埋め立てられた跡地に位置する。開設面積は約5,113平方メートル。
 「つむぐ」をコンセプトワードに捉え「人と自然をつむぐ」、「人と人をつむぐ」、「人と地域をつむぐ」の3つの実施方針を設定。子育て世代の居場所づくりや老朽化した施設の更新・維持管理水準の向上、遊ぶ・憩うエリアのゾーニングの検討など、公園が抱える課題の解決を図っていく。地域の魅力的な場所となり、長期的な地元コミュニティのハブとなることを目指す。

 (※)代表法人のMIRARTHホールディングス、構成法人のUDS(株)、(株)森緑地設計事務所、(株)かたばみ、(株)レーベンホームビルド、(株)プライムプレイス


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