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駅直結の複合賃貸住宅、コンセプトルームの募集開始

「ekismさいたま新都心」外観

 (株)ジェイアール東日本都市開発は、JR京浜東北線「さいたま新都心」駅直結の複合賃貸住宅「ekismさいたま新都心」(さいたま市大宮区、総戸数50戸)を25日にグランドオープンすると発表。併せてコンセプトルームの入居者募集を開始した。

 駅直結という利便性の高い立地において、暮らしに便利な店舗や公共施設を併設した複合賃貸住宅「ekism(エキスム)」の第2弾。同物件は、駅コンコースに直結。敷地面積935.34平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上10階建て。延床面積は5,697.64平方メートル。

 1~4階の商業階は飲食店やスーパーなど7テナントが入居。5階には埼玉県が運営するオープンイノベーションの創出拠点「渋沢MIX」を開設する。6~10階は単身世帯やDINKS世帯を主なターゲットとした賃貸住宅(50戸)で、シングル・DINKSタイプ(1K:5戸、1LDK:25戸)とファミリータイプ(1LDK:15戸、2LDK:5戸)を用意している。

 うち2戸は、2015年に運行を終了した寝台特急「北斗星」で実際に使用していた什器・備品を活用し、寝台特急の客室を再現したコンセプトルームとした。扉や灯具、ベッド架台等を設置し、寝具やリネン、カーテンは当時の雰囲気を再現した特注品を備え付けた。また、アール天井を採用し、居室内はカーペット敷きに。埋め込み式のテレビも設置し、当時の客室の雰囲気を再現している。この部屋を路線側に面する高層階に配置することで、実際に「北斗星」が走行していた風景を見下ろすことができる。
 部屋タイプは「ツインデラックス」(9階、1K、専有面積27.15平方メートル)と「ロイヤル」(10階、1K、同27.15平方メートル)で、月額賃料(共益費込み)はツインデラックスが19万円、ロイヤルが21万円。

 7月25日~8月31日にエントリーフォームより申し込む。9月10日に抽選、10月1日に入居開始予定。

「ツインデラックス」完成イメージ
「ロイヤル」完成イメージ


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