東急リバブル(株)は10日、同社の仲介で不動産を購入・売却する個人ユーザーを対象にした新サービスシステム「リバブルサポートナビ」の提供を、全国の売買仲介店舗226店で開始した。
2022年3月より提供を開始した「売却サポートページ」の機能を拡張したもので、チームラボ(株)と共同で開発した。「売却サポートページ」は、売却の相談および依頼をした顧客が査定書やリアルタイムに更新される周辺マーケット情報・販売活動状況などをデジタル上(パソコン・スマートフォン)で確認できるもので、25年3月末時点で33万を超える専用ページが発行されている。
「リバブルサポートナビ」は、売買契約の締結から決済・引き渡し後までの一連の手続きにおいて、デジタル上で資料の確認や各種申し込みができるもの。24年2月から一部の店舗でトライアル運用を開始し、そこでの課題を踏まえ改修を進めていた。
このサービスを利用することで、同社顧客は、売買契約締結に向けた準備段階からいつでも・どこでも・必要なタイミングで、必要な手続きや事前準備(書類等)をデジタル上で確認することができるようになる。また同社も、物件引き渡し完了後のアフターサービスについて、同サービスを通じて長期的に継続的に提供することが可能となる。