タマホーム(株)は11日、2025年5月期決算(連結)を発表した。
当期(24年6月1日~25年5月31日)は、売上高2,008億1,700万円(前期比18.9%減)、営業利益41億1,300万円(同67.3%減)、経常利益37億8,900万円(同70.6%減)、当期純利益14億7,800万円(同83.1%減)。
主力の住宅事業は、営業拠点は237ヵ所となった。展示場来場者は、来場者数増加を目指した施策が奏功し前年比13%増加したものの、注文住宅の受注棟数は7,375棟(同15.0%減)、受注金額は1,743億円(同13.2%減)。引き渡し棟数は5,598棟(同27.6%減)、引き渡し金額は1,335億円(同22.6%減)と減少した。期中に着工した案件では、成約期間の長期化や、着工までの確認申請業務等に時間を要し、工期の遅延が発生。期内完工率が低下した。
売上高1,461億3,000万円(同21.1%減)、営業利益3億3,000万円(同95.8%減)の減収減益。
不動産事業は、戸建て分譲事業の受注棟数が1,461棟(同4.4%減)、受注金額が457億円(同1.0%減)、引き渡し棟数が1,348棟(同11.8%減)、引き渡し金額が418億円(同9.4%減)。リフォーム事業の受注実績が119億円(同0.6%増)、売上高が111億円(同0.9%増)。売上高478億1,600万円(同12.7%減)、営業利益24億1,800万円(同27.6%減)の減収減益。
次期(26年5月期)は、売上高2,350億円、営業利益93億円、経常利益90億円、当期純利益60億円を見込む。