(株)三好不動産の関連会社である三好スマイル信託(株)は14日、死後事務委任における金銭信託の取り扱いを開始した。
三好スマイル信託は2022年3月、九州発の信託会社として設立。不動産管理信託を中心に特定贈与信託なども手掛けるなど顧客の資産管理・運用をサポートしてきた。死後事務委任における金銭信託については、社会的なニーズの高まりに加えて、顧客から要望が寄せられていたことから取り扱いの開始に踏み切った。
同信託は、顧客自身の死去後に発生する葬儀費用や各種清算費用などの死後事務費用を生前に同社に信託しておくことで、死後に確実に管理・執行されるように保全するもの。具体的には、(1)葬儀・供養に関する手配費用、(2)相続手続きの費用、(3)死去後の各種手続き費用、(4)公共料金等の支払い、などが対象となる。