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葛飾区金町の再開発事業、I期が竣工/三菱地所

商業施設「MARK IS 葛飾かなまち」外観

 三菱地所(株)は14日、「東金町一丁目西地区市街地再開発事業」(東京都葛飾区)のI期部分が竣工したと発表した。同時に、事業全体の街区名称を「CROSS KANAMACHI(クロス金町)」に決定したことも明らかにした。

 同社は、三菱地所レジデンス(株)、三井不動産レジデンシャル(株)と共に参加組合員として同事業に参画している。JR常磐線「金町」駅北口の西側エリア約2万4,755平方メートルに商業・住宅などの3棟を開発するプロジェクトで、総延床面積は約15万9,330平方メートルとなる計画。

 今回竣工したI期分は、鉄骨造地上5階地下1階建ての店舗・自動車教習所等で構成する複合施設。商業部分については三菱地所の基幹商業施設ブランドを冠した「MARK IS 葛飾かなまち」が9月3日に開業。同ブランドでは4施設目、東京都内では初の開業となる。地域住民や同駅利用者をターゲットに、アパレルや食料品など50店舗が出店する。

 屋上には、「金町自動車教習所」が8月1日に移転・再オープンする。同教習所は1973年に日本で初めて商業施設の屋上に開設された指定自動車教習所で、再開発のため一時的に移転していた。

 II期に関しては、鉄骨造地上4階地下1階建ての商業棟と、鉄筋コンクリート造地上40階地下1階建て・高さ約150mの住宅棟の建設を計画している。

同施設屋上には自動車教習所が開業する


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