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業界横断スマートホームPJの第2弾/日鉄興和不他

 日鉄興和不動産(株)、(株)電通、(株)CAPCO AGENCY、(株)電通マクロミルインサイトは22日、業界横断のスマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA(ハウス・アップデータ)」の第2弾実証事業を開始すると発表した。

 同プロジェクトは、参画企業が保有するさまざまなデータを活用し、生活者の「家の中」での生活習慣・趣向を多角的に捉え、生活者個人のウェルビーイングや企業の効果的なマーケティング活動の実現を業界横断で目指す共創型プラットフォーム。住宅・家電メーカーやセンシングサービスを提供する企業、消費財メーカーなどと連携。住居に各種センサーやIoT家電を設置してスマートホーム化した上で、家電の利用状況・人の動き・日用品の使用状況・温度・湿度・照度といったデータを統合し分析する。

 第2弾実証事業では、ダッシュボードの一機能として、生成AIによるサポート機能(食生活改善、睡眠指導、日用品の購買レコメンドなど)を新たに導入。その有効性や生活者への影響を検証する。実証期間は12月まで。対象は「HAUS UPDATA」の取り組みへの参加を承諾したモニター100世帯超。

 なお、昨年実施した第1弾実証事業では、これまで把握しにくかった家の中での生活パターンや日用品の使用傾向を定点的に捉え、生活スタイルや意識の変化を継続して見守ることが可能であると確認。モニターそれぞれの状況に合わせて日用品関連の情報提供を行なうことが、より好意的な購買につながることも分かった。


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