国土交通省は24日、「令和7年度マンションストック長寿命化等モデル事業」の第1回採択プロジェクトを決定した。
今後、急増する高経年マンションについて、適正な維持管理および長寿命化に資する改修や建て替えを促進するため、先導性の高いマンション再生プロジェクトへの支援を行なうもの。マンションの長寿命化に資する新しい工法や材料、新機能の導入等を行なう「先導的再生モデルタイプ」と、管理水準の低いマンションが地方公共団体と協力して管理適正化を図っていく「管理適正化モデルタイプ」の2種類を公募。採択されたプロジェクトには、事業前の立ち上げ準備段階の「計画支援」「工事支援」を行なう。
今回の募集には6者6件の応募があり、4者4件を採択した。採択されたのは、先導的再生モデルタイプ「計画支援」が2件(「東村山富士見町住宅<東京都>」「シャンボール三田<東京都>」)、管理適正化モデルタイプ「計画支援」が1件(「グレイスハイツ祐天寺<東京都>」)、同「改修工事支援」1件(「セレニティ湯島<東京都>」)だった。