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売上高10.2%増/野村不HD26年3月期1Q

 野村不動産ホールディングス(株)は30日、2026年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(25年4月1日~6月30日)は、売上高2,214億1,900万円(前年同期比10.2%増)、営業利益368億400万円(同3.6%減)、事業利益386億7,900万円(同0.7%増)、経常利益339億1,700万円(同0.6%増)、四半期純利益231億9,200万円(同5.0%減)となった。

 住宅部門は、住宅分譲事業において、通期の計上予定戸数3,700戸に対し、861戸(同566戸減)を計上。平均価格は上昇したが、売上高は1,185億1,400万円(同0.6%減)、事業利益は188億6,400万円(同4.9%減)にとどまった。なお、通期の計上予定売上高に対する契約進捗率は75.3%。

 都市開発部門は、オフィス・物流施設を売却し、売却額365億円・粗利益104億円を計上。売上高622億2,600万円(同55.0%増)、事業利益111億4,500万円(同25.4%増)の増収増益となった。仲介・CRE部門は、リテールにおける売買仲介取扱高、ミドル、ホールセールにおける、売買仲介取扱高や取扱件数が増加。売上高146億6,100万円(同18.7%増)、事業利益52億5,000万円(同44.8%増)の増収増益となった。

 通期は、売上高9,400億円、営業利益1,220億円、事業利益1,350億円、経常利益1,080億円、当期純利益750億円を見込む。


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