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東急不動産(株)は5日、地域共生施設「TENOHA蓼科」(長野県茅野市)が、7月26日に2期開業を迎えたと発表。同月26・27日に、地域交流イベントや茅野市と同社によるトークセッションを行なった。
同施設は、「東急リゾートタウン蓼科」の別荘管理事務所を改装した地域共生施設。施設前面の広場を含め地域に開放し、地元企業や飲食店のPRイベント、来街者と地域の交流の場として運営している。
2期工事では、TENOHAエリアに近接する駐車場の拡張と遊歩道の整備を実施。遊歩道やウッドチップ舗装の道には、1期工事と同様に地域産のカラマツを使用した。蓼科の森や木に触れて学ぶことができる体験型施設「TENOHA TATESHINA Lab.」も新規オープン。イベント期間中、老若男女問わず多くの人が、草木染めやオリジナルフレグランスづくり体験に参加した。
ワーキングスペース「ワークラボ MORIGURASHI」の内装もリニューアル。窓の外の自然を眺めながら会議室でチームディスカッションをしたり、個室ブースで作業したりするなど、さまざまなニーズに対応する。
同社はこれまで、全国に6ヵ所の「TENOHA」を展開。都市と地方で、地域の課題解決や活性化につなげていくことを目的とした地域共生の取り組みを行なっている。今後は各拠点での地域共生の活動とともに、相互連携・共同イベントなどにより地域のつながりも創出していく。