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首都圏既存M、成約単価は63ヵ月連続の上昇

 (公財)東日本不動産流通機構は12日、2025年7月の首都圏不動産流通市場動向を公表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,979件(前年同月比24.6%増)と9ヵ月連続で増加した。都県別では、東京都が2,164件(同23.9%増)、埼玉県464件(同22.8%増)、千葉県430件(同15.3%増)、神奈川県921件(同32.3%増)と、すべての都県で大幅増加となった。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は85万4,700円(同8.2%上昇)となり、20年5月以降の連続上昇は63ヵ月に。1戸当たりの平均成約価格は5,303万円(同5.0%上昇)となり、9ヵ月連続で上昇。平均専有面積は62.05平方メートル(同3.0%縮小)。平均築年数は26.67年となり、前年同月よりも2.13年増加した。

 新規登録件数は1万5,590件(同0.5%減)と、ほぼ横ばいながら3ヵ月ぶりに減少した。在庫件数は4万4,689件(同0.4%増)となり、ほぼ横ばいながら24年4月以来15ヵ月ぶりに増加した。

 既存戸建ての成約件数は1,771件(同42.1%増)と9ヵ月連続で増加。都県別では、東京都区部は19ヵ月連続で増加。多摩も9ヵ月連続で増加した。横浜・川崎市と神奈川県他は9ヵ月連続で増加。埼玉県も9ヵ月連続で増加。千葉県は7ヵ月連続で増加している。成約価格は3,991万円(同0.3%上昇)とほぼ横ばいながら2ヵ月ぶりに上昇した。


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