東京建物（株）は8日、2025年12月期第2四半期決算（連結）を公表した。
当期（25年1月1日～6月30日）は営業収益2,087億9,300万円（前年同期比24.8％減）、営業利益340億3,300万円（同33.6％減）、経常利益279億1,200万円（同42.0％減）、当期純利益205億4,900万円（同35.2％減）となった。営業利益と持分法投資損益、固定資産売却損益を加えた事業利益は344億7,200万円（同31.4％減）。
ビル事業は営業収益731億5,000万円（同3.3％減）、営業利益180億1,700万円（同13.9％増）。ビル賃貸・施設運営が堅調に推移した一方で不動産売上は大幅減となった。
住宅事業は営業収益1,025億3,800万円（同40.2％減）、営業利益176億7,400万円（同51.7％減）。前年同期に大型マンションを売上計上した影響で大幅な減収減益。売上戸数は大阪府箕面市や東京都多摩市でマンションなど969戸（同31.2％減）。
アセットサービス事業は営業収益218億5,800万円（同6.3％増）、営業利益35億2,200万円（同20.0％減）。仲介事業が堅調に推移するとともに、アセットソリューション事業における投資家向けの買取再販事業が拡大した。
通期業績については営業収益5,030億円、営業利益860億円、経常利益740億円、当期純利益550億円を見込む。