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営業利益が2桁増/サンネクスタ25年6月期

 サンネクスタグループ(株)は12日、2025年6月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年7月1日~25年6月30日)は、売上高86億9,500万円(前期比3.9%増)、営業利益7億4,200万円(同13.6%増)、経常利益7億5,800万円(同16.1%増)、当期純利益2億2,900万円(同87.1%減)。当期純利益は、前期に発生した投資有価証券売却益22億1,300万円がなくなったことなどから大幅減となっている。

 社宅マネジメント事業においては、前期に発生したインボイス制度導入支援のスポット収入が減少したものの、受託収入やコスト削減サービス等のストック収入が堅調に推移したことから、売上高は43億7,100万円(同2.1%増)に。一方で、スポット収入の減少に加え、業務工数の増加や人件費の増加により営業利益は11億8,300万円(同1.4%減)となった。

 マンションマネジメント事業については、管理戸数が増加。専有部のリフォーム工事や元請による計画修繕工事、販売用不動産の売却が増加したことにより、売上高41億3,200万円(同8.5%増)、営業利益3億5,000万円(同40.9%増)となった。

 インキュベーション事業では、コールセンターサービスの取引が減少。売上高1億9,100万円(同32.3%減)、営業損失2,100万円(前年同期は500万円の営業損失)となった。

 次期(26年6月期)は、売上高89億円、営業利益7億円、経常利益7億1,500万円、当期純利益4億6,100万円を見込んでいる。


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