日本プライムリアルティ投資法人（JPR）は15日、2025年6月期決算を発表した。
当期（25年1月1日～6月30日）は、営業収益208億300万円（前期比6.2％増）、営業利益112億5,300万円（同15.8％増）、経常利益103億2,900万円（同17.5％増）、当期純利益103億2,900万円（同17.5％増）、1口当たり分配金8,030円（同95円増）だった。
期中、「中野セントラルパークイースト」（東京都中野区）の準共有持分47％を241億700万円で取得し、100％所有物件に。また、「JRP上野イーストビル」（東京都台東区、譲渡価格：61億5,000万円）を譲渡した。期末の保有資産は66物件、取得価格ベースで5,340億円、総賃貸可能面積は約50万8,247平方メートル。ポートフォリオの稼働率は98.8％（同0.7ポイント上昇）。
次期は、営業収益184億200万円、営業利益86億1,400万円、経常利益75億4,200万円、当期純利益75億4,100万円、1口当たり分配金2,035円を見込む。なお、同投資法人は25年7月1日を効力発生日として、投資口1口につき4口の割合による投資口の分割を行なっている。