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7月の首都圏新築M、平均価格再び1億円超

 (株)不動産経済研究所は20日、7月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は2,006戸(前年同月比34.1%増)と、3ヵ月ぶりに増加した。地域別では、東京23区1,045戸(同71.6%増)、東京都下245戸(同135.6%増)、神奈川県318戸(同27.6%減)、埼玉県240戸(同147.4%増)、千葉県158戸(同36.0%減)。23区と都下、埼玉県が伸ばし首都圏全体を引き上げた。東京都のシェアは64.3%。 

 初月契約率は68.0%(同2.9ポイント下落)と4ヵ月連続の70%割れ。1戸当たりの平均価格は1億75万円(同28.4%上昇)、1平方メートル当たりの単価は157万1,000円(同30.6%上昇)と、共に3ヵ月連続で前年同月を上回った。戸当たり1億円を超えたのは3月以来。

 即日完売物件は「THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY」2期1次(東京都中央区、138戸、平均6.2倍、最高43倍)など4物件149戸。

 7月末時点の販売在庫数は5,940戸(前月比86戸減)と、再び5,000戸台に。8月の発売戸数は1,000戸程度を見込む。


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