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三菱地所、犬の保育園付きマンション事業化へ

 三菱地所(株)は19日、ペット共生型の賃貸マンションの事業化に向け検証を開始すると発表した。

 「P-manプロジェクト」と名付けられた今回の取り組みは、外出や出張が多い単身者や共働き世帯を主なターゲットに、ペットとペットオーナーのどちらも豊かに暮らせるマンションの実現を目指す。

 具体的には、マンション内に常駐のペットシッターと犬の保育園を導入するほか、IoTによる空調や照明の遠隔操作、ペット向け内装を導入し、共用部にはドッグランも設置する。さらに、ペットを軸にした互助コミュニティをサポートするほか、病院や往診サービス、ペットグッズメーカーとの連携やカーシェアなどのシェアリングサービスも付帯予定。

 事業化に向けた検討を進めるに当たり、7月に都市型のペットサービスの複合施設を展開するソプラ銀座(株)と基本協定書を締結した。現在事業化に向けて検討を進めている。

 今後さらに検証を進め、年度内に初弾の開業を目標にプロジェクトを推進していく計画。


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