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パワーカップルの住宅購入、立地を最重要視

 グローバルベイス(株)は21日、「パワーカップルの住まい選びに関する調査」結果を発表した。東京23区在住の20~50歳代の男女を対象にWebアンケートを実施。有効回答数は1,050人(世帯年収1,400万円以上のパワーカップル400人、同600万~1,000万円のミドル層650人)。

 マイホームを購入したい人に、「住宅を購入する際に、最も重視したいポイント」を聞くと、パワーカップルの1位が「立地(周辺環境)」56.5%、2位が「駅からの距離」43.1%、3位が「価格」38.2%となった。ミドル層の1位は「立地(周辺環境)」57.2%、2位が「価格」56.6%、3位が「駅からの距離」35.5%。パワーカップルとミドル層を比較すると、ミドル層の方が価格を重視していることが明らかとなった。
 また、「新築かどうか」については、パワーカップルが10.0%、ミドル層が6.5%にとどまっており、どちらも立地や利便性、コストパフォーマンスなど実用性を重視する傾向が顕著になっていることがうかがえた。

 「理想の物件がなかなか見つからないと感じたことはあるか」との問いでは、「そう思う」29.0%と「ややそう思う」29.0%の合計が58.0%となり、半数以上が「理想の物件がなかなか見つからない」と回答した。「見つからない理由」については、最も多いのが「価格が高い」(パワーカップル61.3%、ミドル層71.2%)、次いで「条件に合う物件が少ない」(同57.4%、同57.8%)となった。


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