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戸建て検討者の6割超が「平屋建て」に関心

 (株)LIXIL住宅研究所は17日、「平屋の魅力に関する調査」の結果を発表した。近年、平屋の戸建住宅の人気が高まっていることを受けたもので、事前調査として「現在の住まいから、最近一戸建てにした人」や「一戸建てを考えている人」を抽出。8月4・5日に、全国の20歳以上の一戸建てに住む既婚女性を対象に調査を実施。有効回答は550人。

 今後の住まいについて「平屋にしたいと思っている(平屋にしている)」が25.6%、「平屋を検討したい(平屋で検討している)」が39.8%となり、合わせて65%以上が平屋を望んでいることが分かった。その魅力について聞くと、1位が「家事動線・生活動線が効率的」35.6%、2位が「階段がないため登り降りの必要がなく効率的」33.1%、3位が「高齢者や小さな子供など、誰もが安心して生活できる」32.8%となった。

 また、目隠しをして外からの視線を遮った室内外の中間領域「ミッドテリア」についての印象を聞いたところ、「とても興味がある」43.1%と「どちらかというと興味がある」46.1%を合わせて89.2%が「興味がある」と回答。その魅力について聞くと、最多の回答は「LDKとつながりのある空間で家族や友達とバーベキューなどを楽しめそう」34.9%、次いで「外からの視線を気にしないで、読書時間やコーヒータイムなどゆったりできそう」34.0%、「雨の日でも、軒下に椅子をおいて外を楽しむことができそう」32.1%となった。


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