東急不動産(株)は22日、同社が保有する「二葉ビル」(東京都渋谷区)の1階にスタートアップ支援拠点となるコミュニティスペース「GUILD VALLEY(ギルドバレー)」を開設した。
同社がまちづくりを進める「広域渋谷圏」を拠点とし、同社が出資・事業連携するスタートアップ同士が連携するための施設で、コワーキングスペース、イベント会場として活用するだけでなく、スタートアップ同士の情報交換などを通じて協業・連携の機会を創出する。運営は(株)ヒトカラメディア。
同社が展開するスタートアップ向けスモールオフィス「GUILD」シリーズのアップデートという位置付け。2024年より試験的に運用を開始しており、審査を経たスタートアップ企業43社が会員登録。今後も会員数を拡大していく。
同施設にはスタートアップ支援を行なう「GUILDサポーター」も参画。多くのスタートアップが抱える、財務・法務・人事といった悩み事について実務に沿った相談を行なったり、イベントを開催するなど多面的な支援を行なっていく。すでに、ベンチャーキャピタルや事業会社など15社が参画し、活発な活動が始まっているという。