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日鉄興和不、飯田橋に「BIZCORE」の第9弾

「BIZCORE飯田橋」外観

 日鉄興和不動産(株)は22日、中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE飯田橋」(東京都千代田区)を7月31日に竣工したと発表した。「BIZCORE」シリーズ第9弾。

 東京メトロ「飯田橋」駅徒歩4分、JR中央・総武線「飯田橋」駅徒歩7分など4駅8路線が利用可能な交通利便性の高い立地。敷地面積658.42平方メートル。建物は、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)地上9階建て、延床面積5,245.23平方メートル。シリーズ2棟目となる「ZEB Ready」を取得している。

 各フロア貸室は、天井高2,800mm、面積499.09平方メートルの整形空間により柔軟なプランニングが可能。前面の目白通り側に設けたガラスカーテンウォールからの採光で、明るく開放的な貸室を実現している。また、メインエントランスから各フロアの室内に至るまでには多層のセキュリティを設置。エントランスホールの入り口には無人受付システムを設け、来館者向け二次元バーコードシステムを導入し、セキュリティを高めるとともに利便性に配慮した。

 共用部として、ワーカーのリラックス空間となるテナント専用ラウンジを1階に設け、無人コンビニを設置。1人用のワークブースも用意している。屋上庭園には、ワーカーがランチタイムや気分転換に利用できるようベンチやパーゴラなどの多彩な家具を配置。PC作業もできるよう、Wi-Fi環境や電源設備も整えた。

 BCP対策として、建物は建築基準法で必要とされる強度の1.25倍の耐力を確保。災害時、本線からの電力供給が寸断された場合は、ビル内非常用電源により貸室への電力供給を行なう。また、テナント専用の災害用備蓄品倉庫をビル内に設置し、同社想定の在館人数の計3日分の水・食料・簡易トイレ等の備品を完備している。


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