東急不動産(株)と阪急阪神不動産(株)は25日、両社の現地子会社を通じ、米ワシントン州ビュリエン市の賃貸住宅2物件を共同で取得したと発表した。
2物件は、「Desie Apartments」(総戸数146戸)と「Cierra Commons Apartments」(総戸数66戸)で、隣接して立地している。周辺には飲食店舗等がそろい、空港周辺やケントバレーといった就業地域、シアトルおよびベルビューなど都心部への交通利便性が高い。両社は、近隣や都心部に勤務するDINKSやファミリーの底堅い需要を見込む。
「Desie Apartments」は敷地面積約2万3,400平方メートル、賃貸可能面積約1万2,800平方メートル、1987年築の木造3階建て。敷地内にはクラブハウスがあり、同建物内にはジムやプール、バーベキューテラスなどの共用施設がある。「Cierra Commons Apartments」は敷地面積約8,000平方メートル、賃貸可能面積約4,700平方メートル、88年築の木造3階建て。
いずれの物件も、専有部と共用部をリノベーションし価値を向上させる。また隣接している点を生かし、一体的な運営によりオペレーションの効率化を図る。