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総合地所(株)は27日、分譲マンション「ルネタワー八王子」(東京都八王子市、総戸数499戸)のモデルルームを報道陣に公開した。同社が立ちあげたタワーマンションブランド「ルネタワー」の初弾。長期優良住宅認定に加えZEH-M Oriented認定も取得。免震構造・内廊下方式に加え、8m前後のワイドスパン住戸を数多く設けるなど、高い居住性と希少性で、ファミリー層に訴求していく。
同物件は、JR中央線他「八王子」駅徒歩5分、京王本線「京王八王子」駅徒歩11分に立地。建物は鉄筋コンクリート造地上32階建て。約6,000平方メートルの建設地は、東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)の八王子支社跡地で、その縁から(株)ジェイアール東日本都市開発との共同事業とした。総合地所が八王子エリアで分譲するマンションは、2018年の「ルネトレーシア」(総戸数86戸)以来。施工は(株)長谷工コーポレーション。同社が長谷工グループ入りして以後、最多戸数のマンションとなる。竣工は、28年1月上旬予定。1都3県で長期優良住宅に認定されているマンションのうち、地上30階建て以上のタワーマンションはわずか0.3%。
桑都(そうと)と呼ばれた八王子の歴史をティアラ、アクセントライン、ルーバー等で表現した。免震構造に加え、断水時に6日分の飲料水を確保するスマートウォータータンクや非常用発電機を設置。共用施設は、ワーキングラウンジ、パーティルーム、防音室、エントランス&スカイラウンジ、ゲストルーム2室など。外部管理者方式を導入。JR東日本グループの「ビューカード」で管理費等を支払うことが可能で、支払額に応じたポイント還元が受けられる。
住戸は、標準フロアが34タイプ、31.32階のプレミアムフロアが10タイプ。1DK~4LDK、専有面積約30~127平方メートル。3LDKが全体の65%。13~29階は1フロア16戸で、12戸は70平方メートル以上のワイドスパン。二重床二重天井、天井高は2,600mm。食洗機(1DK除く)、カップボード(1DK除く)、ディスポーザーなどが標準。中央線線路が接する南側窓と角住戸の妻側窓は、樹脂サッシの二重窓。プレミアムフロアは90平方メートル台が6戸、100平方メートル台が14戸(2LDK2戸、残りは3LDK)。水回り位置も含めたフルオーダーメイドに対応。天井高が2,750mmとなるほか、天井カセットエアコン、フィオレストーンキッチン天板、タイル張り廊下など設備仕様がグレードアップする。
25年6月下旬にホームページを開設し、これまでの反響は約800件。8月30日からの事前案内会には約150件の見学予約が入っている。見学予約者の半数が八王子市在住で、同市在住のファミリー層をメインに、隣接市や東京23区内など中央線沿線ユーザーに訴求していく。1期は11月販売開始予定。価格は、予定価格は1LDKが3,000万円台~、2LDKが5,000万円円台~、3LDKが7,000万円台~。
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