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既存マンション価格天気図、「晴」が21地域で最多

 (株)東京カンテイは28日、2025年7月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

 同月は、「晴」が21地域(前月22地域)に減少。「雨」は7地域(同6地域)、「曇」は5地域(同4地域)、薄日は10地域(同8地域)とそれぞれ増加。「小雨」は4地域(同7地域)に減少した。

 全国で天候が改善したのは9地域(同12地域)と減少。横ばいは30地域(同30地域)と変動なし、悪化は8地域(同5地域)に増加した。

 47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは23地域(同14地域)と増加。前月と比較可能で事例数が10以上の全国509市区町村のうち、44.8%に当たる228都市で価格が下落しており、前月の193都市(37.8%)からエリア数、割合ともに増加している。


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