日鉄興和不動産(株)は1日、中部圏第2弾となる物流施設「(仮称)LOGIFRONT名古屋守山」(名古屋市守山区)を着工した。
同施設は、名古屋第二環状自動車道「勝川」ICまで約5km。JR中央本線「名古屋」駅から「新守山」駅まで電車で16分、「新守山」駅徒歩14分と、通勤利便性の高い立地となる。
敷地面積は約1万8,338平方メートル。建物は鉄骨造BOX型地上4階建て。延床面積は約3万7,480平方メートル。大型車両と一般車両、歩行者および自転車の出入り口を分離し、安全性に配慮した動線計画とした。1階には両面バースを備え、最大4分割も可能な平面計画としている。また、荷物用エレベーター・垂直搬送機をそれぞれ4基標準装備とすることで、上下階の荷物を搬送しやすくする。
グループ会社の日本製鉄(株)と協働して、同社が提供するグリーンスチール「NSCarbolex Neutral」を鉄骨H形鋼の一部に採用。また、日本製鉄の高機能鋼材と高度利用技術を組み合わせた建築ソリューション「ProStruct」を採用することで、鉄鋼生産から施工時におけるCO2排出用を削減するなど、環境に配慮する。
竣工は2027年1月末の予定。