阪急阪神不動産(株)は3日、物流施設「ロジスタ大阪淀川」(大阪市淀川区)の開発を発表。大阪市内で初のロジスタとなる。
阪神高速11号池田線「豊中南」IC、および名神高速「豊中」ICまで約7.2kmと、複数の高速道路へのアクセスが良好で、関西圏をはじめとする広域への配送が可能な立地。また国道423号にも近く、JR「大阪」駅までも約6.5kmと、大阪市中心部へのラストワンマイル配送にも適している。
大阪メトロ御堂筋線「東三国」駅・阪急電鉄宝塚線「三国」駅からいずれも徒歩20分。人口が集積したエリアで最寄りのバス停からも徒歩圏と、雇用確保の面でも有利な環境。
敷地面積約7,700平方メートル、鉄骨造地上5階建てのボックスタイプの施設を開発する。延床面積は約1万7,000平方メートル。施設の東側・西側に10tトラックを同時に20台接車できるトラックバースを確保。このバースは車両の保管場所として車庫証明を取得することができ、トラック保有事業者の多様なテナントニーズにも対応する。
分割区画ごとに1基の荷物用エレベーターと垂直搬送機を用意。夏季の屋根からの輻射による室内温度の上昇に備え、最上階の倉庫部分にはシーリングファンも設置する。
共用部には、従業員用のラウンジ、トラックドライバーの休憩室などを用意。また建物内の中間階には事務所エリアを設ける。
竣工は2027年2月末の予定。