三菱地所ホーム（株）は4日、「家庭内の熱中症リスクとエアコンの使用による冷房ストレス」に関する調査結果を発表。8月14～15日に、30～60歳代の男女1,025人を調査した結果をまとめた。
夏に室温が高くなると感じる場所がどこか？ の設問では、「リビング」（48.9％）、「寝室」（43.5％）、「トイレ」（41.9％）の順となり、生活時間の長い空間が上位に挙げられた。
エアコンがないエリアでの暑さ対策について尋ねたところ、トップは「ポータブルファン・扇風機を使用」（39.4％）。次いで「特に対策していない」（32.9％）、「自然風を通している」（28.8％）に。「特に対策していない」との回答者に「家庭内の熱中症対策ができていると感じるか？」を尋ねたところ、「よくできていると感じる」（15.0％）「ややできていると感じる」（63.2％）となり、約8割ができているとの認識だった。
エアコンの稼働状況について聞いたところ、「24時間稼働」が55.8％で最多。「夜間だけ稼働させていない」が26.6％、「昼間だけ稼働させていない」が17.6％。（昼間だけ・夜間だけ）稼働させていない理由について聞いたところ、トップは「電気代が気になる」（63.8％）。以下、「冷えすぎて体調を崩す」（30.5％）、「自然な風・換気で過ごしたい」（26.5％）、「冷房の風が苦手・体に合わない」（18.8％）に。
エアコンを使う際の不快な点についても質問。上位回答は「特に不快に感じたことはない」（35.5％）、「乾燥して喉・肌がつらい」（24.8％）、「（夜に）冷えすぎて目が覚める」（24.4％）、「（夜に）風が体に当たり寝づらい」（18.2％）だった。