アパグループは9日、東京都心部で「アパホテル〈大手町駅北〉」(東京都千代田区、総客室数261室)、「アパホテル〈新橋虎ノ門〉」(東京都港区、総客室数207室)の2棟のホテル開発用地を取得したと発表した。
「〈大手町駅北〉」は、東京メトロ各線「大手町」駅徒歩8分、同千代田線「新御茶ノ水」駅徒歩4分に立地し、徒歩圏内に6駅が集積する交通利便性の高さが特徴。ビジネス・レジャー双方での利用を想定している。敷地面積669.39平方メートル、建物は12階建て、延床面積約3,991平方メートル。開業は2027年夏ごろを予定している。
「〈新橋虎ノ門〉」は都営三田線「内幸町」駅徒歩2分、東京メトロ銀座線・JR「新橋」駅徒歩4分の日比谷通りに近接する立地。近隣エリアの既存アパホテルが順調な稼働状況であるため、さらなる需要獲得を目指す。敷地面積は464.87平方メートル、建物は15階建て、延床面積約2,960平方メートル。開業は28年冬を予定している。なお、既存の「アパホテル〈新橋虎ノ門〉」は「アパホテル〈新橋虎ノ門ヒルズ駅東〉」と名称変更する。
今回の用地取得・計画公表により、アパホテルは千代田区内で16棟3,024室、港区内で10棟3,469室となる。東京23区では、105棟2万4,651室。