日鉄エンジニアリング(株)、石油資源開発(株)、エンバイオC・ウェスト合同会社、(株)からくさホテルズ関西の4社などは11日、物流施設「ロジスクエア京田辺A」(京都府京田辺市)において、太陽光によるオフサイドPPAの運用を開始したと発表した。
エンバイオC・ウェストが同施設に設置・所有する太陽光発電設備で発電した再生可能エネルギーを、特定卸供給事業者であるJAPEXが調達し、小規模電気事業者である日鉄エンジニアリングが、からくさホテルズ関西などの需要家に託送供給する。なお、からくさホテルズ関西はホテル「からくさホテルグランデ新大阪タワー」(大阪市淀川区)・「からくさホテル大阪なんば」(大阪市中央区)で再生可能エネルギーを利用する計画で、これにより年間電力使用量の約23%が再生可能エネルギーに切り替わることとなる。二酸化炭素削減効果は、年間約349tを見込む。
この取り組み全体での太陽光発電電力量は初年度約3,471MWh、二酸化炭素削減効果は年間1,468tを見込む。