(株)東京カンテイは16日、2025年8月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出した。
首都圏の平均賃料は3,857円(前月比横ばい)となり、上昇傾向は一服した。都県別では、東京都が4,668円(同0.3%上昇)と小幅ながら9ヵ月連続で上昇。平均築年数が進んだことから、神奈川県は2,676円(同2.3%低下)、埼玉県は2,132円(同1.1%低下)、千葉県は2,070円(同0.5%低下)と続落した。
近畿圏は2,250円(同1.1%低下)と、3ヵ月連続で下落。築浅事例の減少で平均築年数が1年以上も進んだ大阪府は2,571円(同2.8%低下)と大幅に低下した。一方、兵庫県は1,828円(同1.4%上昇)と直近1年間の最高値をわずかに上回った。
中部圏は2,022円(同横ばい)、愛知県は2,073円(同0.1%低下)と、それぞれわずかな変動にとどまった。