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在宅避難、7割が「知らない」/パナソニックH

 パナソニック ホームズ(株)は16日、「暮らしの防災対策に関する意識調査」の結果を公表した。全国の20~69歳の男女(学生を除く)550人を対象に、8月15~17日の期間、WEBアンケート調査を実施した。

 自然災害時、避難勧告などが出ていない時点での避難行動の意向については、「必ず自宅にとどまりたい」が16.7%、「できれば自宅にとどまりたい」が37.5%で、合計54.2%が自宅にとどまる意向であることが分かった。なお、「できれば避難所に行きたい」は10.4%、「必ず避難所に行きたい」は2.7%で、避難所を希望する人は13.1%にとどまる。また、避難所を希望する人の割合を男女別に見ると、男性は18.1%、女性は8.0%となり、性差が見られた。

 一方で、在宅避難という言葉と意味を知っているかという問いでは、38.4%が「言葉も意味も知らない」、29.3%が「意味を知らない」という結果となり、約7割が在宅避難の意味を知らないことが分かった。

 また、全体の内、食料や水の備蓄等の防災対策をしている人は40.7%、していない人は59.3%。防災対策をしている人の中で在宅避難という言葉を知らない人は8.4%にとどまったが、していない人の中では30.0%も存在した。


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