東急不動産(株)と東急リゾーツ&ステイ(株)は18日、ホテル「(仮称)東急ステイ渋谷 恵比寿」(東京都渋谷区、客室数77室)を2026年3月に開業すると発表した。
東急リゾーツ&ステイが運営する「東急ステイ」ブランド初となるリブランド施設。同ブランドのホテルは、首都圏で20店舗目、「広域渋谷圏」(「渋谷」駅半径2.5km圏内)で4店舗目となる。渋谷は、都心5区内でホテル客室数が最も少なく、「広域渋谷圏」の利便性における課題となっていた。そこで、同ホテルの開業によりエリアの宿泊機能の強化を図る。
同ホテルは、JR「恵比寿」駅徒歩2分、東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅徒歩1分に立地。敷地面積581.27平方メートル。建物は、鉄骨鉄筋造地上10階地下1階建て、延床面積4,063.60平方メートル。
客室は、平均面積22平方メートル。シングル、ダブル、ツインに加え多人数客室も用意し、訪日観光客からのグループ利用の需要に応える。客室内にはミニキッチンや洗濯乾燥機などを備え、中長期での滞在にも対応する。
また、自然素材を生かしたデザインや統一感のあるカラースキーム、かつて恵比寿のまち並みの特徴となっていたレンガを意匠として取り入れ、まちの文化を感じることができるようにする。