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8月のレインズ、売買成約が前年比4割増

 (公財)不動産流通推進センターは22日、2025年8月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は28万5,466件(前年同月比8.7%減)と17ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は4万6,270件(同12.6%増)と10ヵ月連続でプラス。総登録件数は80万9,814件(同7.2%減)と、15ヵ月連続のマイナスとなった。

 売り物件は、新規登録件数が11万202件(同1.4%減)と4ヵ月ぶりのマイナス。成約報告件数は1万8,689件(同41.4%増)と10ヵ月連続でプラスとなった。総登録件数は42万6,611件(同0.6%増)と39ヵ月連続のプラス。

 賃貸物件の新規登録件数は17万5,264件(同12.7%減)と42ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は2万7,581件(同1.0%減)で6ヵ月ぶりのマイナスとなった。総登録件数は38万3,203件(同14.6%減)と、36ヵ月連続のマイナスに。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が7万1,589件(同0.8%増)。このうち、専属専任媒介が1万468件(同0.2%増)、専任媒介が3万7,877件(同1.7%増)、一般媒介が2万3,244件(同0.5%減)だった。
 成約報告では、媒介契約が1万4,597件(同33.0%増)。内訳は、専属専任媒介が2,835件(同28.6%増)、専任媒介が9,617件(同35.9%増)、一般媒介が2,145件(同26.6%増)。


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