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「BASE GATE 横浜関内」、26年3月19日にグランドオープン

「BASEGATE 横浜関内」街区完成イメージ

 三井不動産(株)ら8社(※)は24日、横浜市旧市庁舎街区活用事業(横浜市中区)として建設している「BASEGATE 横浜関内」のグランドオープンを2026年3月19日に決定した。

 JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分に立地。オフィス・大学・新産業創造拠点等を有する「タワー」、横浜市旧市庁舎行政棟を保存・活用したホテル「ザ レガシー」、商業施設「グリーンウォークテラス」、同「スタジアムサイドテラス」等を整備する大規模プロジェクト。敷地面積は約1万6,500平方メートル、延床面積は約12万8,500平方メートル。

 商業エリアには飲食店を中心に55店舗がオープン。「スタジアムサイドテラス」と「ザ レガシー」2棟にまたがる小割飲食ゾーンの名称を「スタジアム横バル街」とし、新業態のイタリアン「THE TRARRORIA SALVATORE&CAFE」など国内最大級となる34店舗が出店。路面店が立ち並ぶようなデザインとし、全店がコの字またはL字型のカウンター席とすることで、隣り合わせた客や店員とのコミュニケーションが生まれる空間設計とする。また、ラウンジのように過ごせるコワーキングスペースやギャラリーを備えた書店「有隣堂」など新業態店舗を出店する。

 「タワー」の11階にはシェアオフィス&コワーキングスペース「co-ba kannai/yokohama(仮称)」が開業する。会員向けワークスペースに加え、オフィステナントも利用できる会議室や、オフィステナントとco-ba会員が交流できるコミュニケーションスペース、自社製品などを紹介できるショーケースなどを設置。オフィスワーカーに加えスタートアップやクリエイターが集い、自由な発想が生まれる環境づくりを支援していく。横浜市認定歴史的建造物に認定されたホテル「OMO7 横浜(おも)by 星野リゾート」は10月22日より予約を開始する予定。

(※)代表企業の三井不動産(株)、鹿島建設(株)、京浜急行電鉄(株)、第一生命保険(株)、(株)竹中工務店、(株)ディー・エヌ・エー、東急(株)、星野リゾート


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