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長谷工、かすみがうら市に自社PCa工場を新設

工場外観

 (株)長谷工コーポレーションは24日、内床PCa(プレキャストコンクリート)製造を目的とした自社工場(茨城県かすみがうら市)が竣工したと発表した。 

 JR常磐線「神立」駅から車で約10分、常磐自動車道「土浦北」ICから車で約16分に立地。敷地面積4万6,429.63平方メートル。鉄骨造地上1階建て。建築面積8,810.50平方メートル。

 同社は、マンション建設現場での生産性向上・品質安定化を目的に、板状マンションの外部階段や、タワーマンションの柱・梁、内床・外床などの部材のPCa化に取り組んできた。今後は、新たに板状マンションの内床のPCa化を進める計画。同工場の新設により、安定的な部材供給が可能になると見込んでいる。

 同工場では年間4,000戸超の内床PCaを製造する予定で、関東全域の同社マンション建設現場を対象に使用する。将来的には、内床PCa製造量を年間5,000戸超まで増やす計画。

 運営は、同社と伊藤忠丸紅住商テクノスチール(株)、(株)ヤマックス、(株)大協建設の計4社が共同出資する(株)長谷工インダストリーズが担う。

 10月より本格稼働する予定。


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