(株)東京カンテイは30日、2025年8月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。
同月は、「晴」が19地域(前月21地域)、「雨」が4地域(同7地域)にいずれも減少。「曇」は5地域(同5地域)で変動なし。薄日は12地域(同10地域)、「小雨」は7地域(同4地域)に増加した。
全国で天候が改善したのは10地域(同9地域)と増加。横ばいは28地域(同30地域)に減少。悪化は9地域(同8地域)に増加した。
47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは18地域(同23地域)に減少。前月と比較可能で事例数が10以上の全国515市区町村のうち、44.9%に当たる231都市で価格が下落しており、前月の228都市(44.8%)からエリア数、割合ともに増加している。